食育・栄養指導

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院長は臨床分子栄養医学研究会認定医です。

当院は食育支援歯科です。(食育支援歯科.com)

口だけではなく、全身の健康を考えた食育指導をご提供します。良食(良い食べ方・良い食べ物)を身につけてもらいます。
身体は食べた物で出来ています。ですから、どんな身体を作りたいか?必要な食べ物を選ぶことで理想の身体を作ることも可能です。
健診では病気の予防はできません。病気にならないために何をすべきかを知ってもらいたいのです。

メタボリックドミノというものをご存知ですか?病気の源流は口腔にあるのです。 食べるためにはその口腔が健康でなければなりません。

現在、若年層の口腔内だけでなく、全身の機能不全が危ぶまれています。若い頃に機能不全だと高齢期になった時にはどうなるのでしょうか?
身体が成立する前にしっかり準備をしておく必要があります。
ではどうすればいいのでしょうか?それには子供の成長を見守る大人の問題をはっきりさせなければならないことを忘れてはいけません。

妊娠

妊娠を望む時期から妊娠期は夫婦ともに自分自身の生活習慣を振り返る機会です。 人生が始まるにおいて、はじめの1000日間が大事です。 妊娠してからの270日、生まれてからの最初の2年までの約1000日間の栄養状態がその人物の一生の健康を左右すると言われています。

乳児
授乳期

食べ方、呼吸の仕方を育てるのに非常に重要な時期です。歯が生えてからではありません。歯並びを気にされている方は、ここから始めていかなければなりません。

離乳期

今まで母乳、ミルクだけであった食事から徐々に食べることへの感覚を養っていかなければなりません。
離乳食においてうちの子は食べてくれない、食に興味がないなど悩んでいませんか?
歯科医院で行う食育支援は、口の発育に応じた離乳食指導が可能です。乳歯の生える時期には個人差があり、個々の口腔内に応じた離乳食の進め方がわかると、離乳食の悩みも少なくなり、赤ちゃんのお口育ても実現できます。

幼児

乳歯列完成の3歳までに食べ方に悪い癖がつくと成人期にまで悪影響を与えます。 よく噛むということは、硬いものを噛むことではありません。 食事という時間に咀嚼リズムを学び、良食習慣を身に付ける大切な時期です。

学童期

永久歯の生え変わりが始まり、歯並びの心配をされる方が多いと思いますが、矯正治療の前に考えなければならないことがあります。

食育を支援する歯科医院から摂食機能の発達や、発達に沿ったよい食べ方を保護者に働きかけることで、親子ともに良い食べ方が身についていくことができます。

成人~高齢期

成人として、子供をはじめとする若い世代に食の大事さを教えなければなりません。そのためにはもちろん自分の食習慣を見直す必要があります。

歯を失う原因でもある、虫歯、歯周病、酸蝕症そして片噛みといった偏った食べ方(態癖)や、歯ぎしり、食いしばりによる破折。これらは生活習慣病と言えます。 日々の食生活で自らが作っている病気を歯石とりなどメインテナンス受けても完全に予防することはできません。まずは良食実践が予防の礎です。日々の食べ方を見直し、良食習慣を身につけていきましょう。

栄養指導

胎児期の栄養不良によって低体重で生まれる赤ちゃん。このように小さく生まれた赤ちゃんは大人になってから高血圧、心臓病、糖尿病などの生活習慣病のリスクが高いということもわかってきました。

日本では20代女性の5人に1人が栄養不良と言われ、先進国でもっとも多く、成人女性の10人に1人、20代では5人に1人が痩せています。このような状態が20年以上続いており、国際的に見ても日本人女性の痩せは顕著です。理由は食べる量が少ない事と栄養にいいと思って食べているものが全く栄養がないという事実がある事です。20代女性の1日の推定エネルギー必要量は2000kcalですが、実際の平均エネルギー摂取量は1643kcalでした。8?9歳の女児の推定エネルギー必要量が1,700kcalですのでそれを下回っており、20代女性の栄養不足は深刻です。

日本では出生数が減少しているにもかかわらず、低出生体重児の数は毎年増加しています。痩せた女性(栄養不足の女性)が妊娠し出産にいたると母体から十分な栄養を受けられないため、赤ちゃんも小さくなりやすいのです。栄養事情のよくない国ではない、先進国であるはずの日本の話です。異常事態とも言われ、国際的にも極めて特異な状況と見られています。 妊娠中の健康的な食事は、出産時の合併症や将来の赤ちゃんの健康問題のリスクが軽減されます。

では健康的な食事とはなんでしょうか? 野菜ジュースや乳酸菌飲料を毎日飲むことでしょうか?スーパーやコンビニで売られている冷凍食品やカット野菜を食べることでしょうか? 健康のために良かれと思っていた食事が実は無意味などころか体に毒だとしたらどうしますか?

頭痛、肩こり、睡眠障害、歯ぎしり、生理痛、皮膚トラブル、うつ、低体温、アレルギー、神経過敏、甘い物好き…等々これらの症状の原因が栄養障害だとしたら? また、歯周病や虫歯や顎関節症も原因が栄養障害だとしたら? 痛がりや過度の恐怖心が栄養障害だとしたら?(もちろん、治療への不安が少しでも和らげられることは色々取り組んでいます) 栄養を摂取しているつもりが、実は全然足りていないのです。本当に気合いだけで生活されている方もおられます。そしてある時、急に壊れます。 新型栄養失調という言葉をご存知ですか?実は我が国ではこの問題が深刻なのです。

現在我が国では、糖尿病、癌、歯周病などの生活習慣病が年々増加しています。また、精神疾患やアレルギーも増加しています。医療が進歩して平均寿命は伸びましたが、病気を抱えたまま、薬をやめられないまま延命するのです。

人生100年時代と言われていますが、健康に長生きなら問題はないのですが、実際は、病気持ちが大半です。病気にならなければいいのです。いいのですが、年をとると病気になるものだと思い込んでいませんか?若いときの負担が積もり積もって年齢が経った時に症状が出るのです。

そのために、病気にならないために何かをしなければなりません。健診で異常がないからといって、何でもしていいわけではありませんよね? 病気ならば、治さなければなりません。薬を飲まないとダメかもしれませんが、できるだけお金のためにも薬は減らしたいですよね? 生きていく上で、絶対に避けられない食事という分野に注目してみませんか? 子供たちに明るい未来を残したくありませんか?明るい未来を作ってくれる子供を育てたくありませんか? 当院ではそのお手伝いをさせていただきます。